Friday, August 17, 2007

円高止まらず、FX個人投資家大丈夫か?

米国サブプライムローン焦げ付き問題を震源として、
株安と円高が急激に進んでいます。

株安も心配ですが、
今回の急激過ぎる円高にFX取り引きをしている個人で、
大きく損をする人も出て来ているのでは。

低金利の円を借りて運用していた円キャリーのヘッジファンドが
大量に円を戻しての円高だと思いますが、
はたしてどこまで進行するのやら。

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16日の東京外国為替市場では対ドル・ユーロで円高が一段と進行した。
 対ドル円相場は一時、1ドル=115円60銭台近辺まで上昇した。115円台まで値上がりしたのは3月14日以来、約5カ月ぶりのこと。夕方から取引が本格化した欧州の外為市場では、東京市場での流れを受けて114円台に突入した。
 対ユーロでも円を買う動きが強まり一時、1ユーロ=155円02銭をつけた。155円台に乗せたのも約5カ月ぶり。欧州市場では153円台で取引されている。
 主要通貨に対する円高の進行は、米国の信用力が低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけとする信用収縮懸念の高まりで、投資家がリスクを回避しようとの姿勢を強めているのが背景。低金利の円を借りてドルやユーロなどの高金利通貨で運用する円キャリー取引の巻き戻しが進んでいる。
 「欧州中央銀行(ECB)の資金供給や欧州の金融機関の損失発覚など予想外の悪材料が出ていることが円キャリー取引巻き戻しの原因」とバンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイの藤井知子日本チーフエコノミスト兼ストラテジストは話す。
 大和総研の亀岡裕次シニアエコノミストによれば「円キャリー取引を行っていた投資家は、これまで為替相場のボラティリティ(変動率)が低かったため、ある程度の円高進行に伴う差損発生を金利差収益で吸収できたが、ボラティリティが高まってきたことで吸収しきれなくなった」と説明する。
 三菱東京UFJ銀行の高見和行調査役は「外国為替証拠金取引(FX)を手掛ける個人投資家のポジションが円売りに傾いていたため、急激な円高進行で損失確定の円買い戻し(ロスカット)を迫られているケースもある」と指摘する。
 今後の見通しをめぐっては見方が分かれる。藤井氏は「円が積極的に買われているわけではないので、サブプライムショックに伴う調整が一巡すれば、再び円安方向に戻る」と話す。一方、亀岡氏は「現在の環境下で米国の経済指標が弱めに出たりするようだと、マーケットはこれをネガティブに受け止める可能性がある」とさらに円高ドル安が進む可能性を示唆。高見氏も「FXに取り組む投資家のロスカットが活発化すれば、1ドル=110円を割り込んでもおかしくない」と読む。

(東洋経済オンライン - 2007年8月17日)
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Posted by ヒロリン in 04:55:21
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